ペパボのクリエイターママたちにインタビューしてきました!〜カラーミーショップを支える母たち〜

2015.12.16 Wednesday

もう2015年も残すところ、あと23,787分余りとなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。人事の船橋です。
時の過ぎゆく速さと夢の話(寝てる時に見る方)は他人が話題にすると「やれやれ」と思ってしまうのに、うっかり自分でも口にしてしまいがちなトピックですよね!yes!

さてはて。
創立から13年目を迎え、平均年齢が(たしか)33歳であるペパボには小さいお子さんのいるパパやママが沢山います。
女性の社会進出が当たり前となり、もはや“イクメン”という言葉も死語になりつつあるほど男性の育児参加の高まりを日々感じますが、共働き家庭における家事・育児はまだまだ女性にその割合が傾いてしまうことは言うまでもありません。

少子高齢化対策、女性の就業率向上による経済成長などはアベノミクシングしていただくとして。
まずもってペパボもご多分に漏れず、結婚・妊娠・出産などのライフイベントを迎えつつもキャリアを継続して働く女性が多くおり、それぞれの家庭の状況に応じた勤務時間を選択して、育児とバランスを取りながら働いています。

現行のペパボの育児支援制度をご紹介します!
 
★妊婦のための特別休暇 月5日の特別休暇付与(有給)
出産による特別休暇 配偶者の出産:2日(出産日当日前後1日を取得期間とする)
出産する本人:産前6週間(多胎妊娠は14週間)、産後8週間
★育児休業
子が満1歳に達するまで
・保育園に入園できない等の理由がある場合は最大6カ月延長可能
・保育園入園が確定しても慣らし保育等でしばらく仕事に復帰できない場合、子が1歳1カ月に達するまでの間、延長可能
・父母がともに取得する場合は、1歳2カ月に達するまで延長可能
子の看護休暇 年5日間(無給)取得可能
小学校就学前の子を養育する社員が、その子供の傷病看護(疾病予防のため予防接種、健康診断の受診を含む)の必要があるとき
(子が2人以上の場合は年10日間)
育児時間 満1歳に達するの子を養育する女性従業員が請求した場合は、1日2回、各30分の育児時間を与える
★育児のための短時間勤務 妊娠中及び小学校3年生までの子を養育する者は、通常勤務時間から最大4時間を30分単位で短縮することが可能。
★育児のための時差出勤 妊娠中及び小学校3年生までの子を養育する者は、始業時刻・終業時刻を通常勤務時刻から最大2時間を30分単位で変更が可能。
★時間外勤務の制限 小学校3年生までの子を養育する社員は、時間外・休日勤務は一定時間内に制限することが可能。
★深夜労働の制限 小学校3年生までの子を養育する社員は、時間外・休日勤務は深夜勤務を制限することが可能。

★マークがついているものは、法律で定められている基準を上回る内容の制度です。
こうした制度を利用することで妊娠期や育児期にも安心して仕事に取り組むことができます。

ペパボにはたくさんの働くママがおりますが、今日はその中からネットショップ運営サービス「カラーミーショップ」の運営部署で働くママたちに話を聞いてみました!

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▲左からディレクターumako、ソフトウェアエンジニアayami、デザイナーoyamada

カラーミーショップでそれぞれ活躍する3人のスタッフ。なんと3人とも2児(一人お腹の中を含む)のお母さんなのです!

船橋(採用担当):みなさんのお子さんはそれぞれおいくつですか?

umakoうちはもうすぐ4歳になる長男と1歳の次男がいます。

ayami5歳の男の子と4歳の女の子の2人です。

oyamada1歳の男の子と、お腹の中に一人です。

船橋:わあ!みなさん完全なる母ですね!
ちなみに私も何を隠そう2児の母でして。ものまね四天王のコロッケを“さん付け”で呼び崇拝する4歳の長女と、最近寝たふりが上手にできるようになった1歳の息子がいます。

船橋:みなさんは普段はどんな勤務時間で働いているんですか?

umako8:00〜17:00の時差勤務です。

ayami私も同じです。

oyamada9:00〜16:00の時短&時差の6時間勤務です。

船橋:お!合わせ技とな!

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船橋:母であり妻でありクリエイターである皆さんですが仕事で大変なことはどんなことですか?

umako私はディレクターですが、サービス自体のプロダクトのディレクションというよりもどちらかと言えばエンジニアさんやデザイナーさん達を巻き込みながらサービスに付加価値をつけるような仕事を中心にしています。
一人で完結する仕事ではないので、限られた時間で大きなプロジェクトやイベントを運営するのはやっぱり大変ですね。

ayami私は元々、子供が生まれる前から「納期のない仕事がいい」と思って、自社サービスを運営してるペパボに入りました。
カラーミーショップはペパボの中でも大所帯で、エンジニアも多くいます。とはいえ子供の保育園のお迎え時間から逆算すると絶対に残業ができないし、明日子供が熱を出すかもしれない状況の中で日々体制を整えることは意識してますね。

oyamada私はまだまだ手のかかる1歳児に加えて妊娠中なので、単純に体調管理が大変です!
今年からスタートした上級デザイナー職位制度でシニアデザイナーに昇格したので、サービス運営の他にデザイナー教育や評価なども担っているのですが、時短勤務の中でのタイムマネジメントは妊娠前よりも気を張ってます。

船橋:ふむふむのふむ〜!

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ayami時間が限られてる分、どんな作業も自分が居なくても困らないよう、心がけてはいます。でも逆に、私が全部やらないことで、後輩や新人が育ったり、属人化しないという利点もあるのかな〜と。

umako本当にそうです。若手の頃のように、時間と体力をふんだんに使うことはできないけど、今はその時に学んだことや、先輩や上司から受け継いだものを次の世代にバトンを渡しているところ、という感じですね。

船橋:仕事においても母ぶりが活きているのですね!

oyamadaあとGHEやslackを使っていてリアルタイムで会社にいなくても進捗状況が確認できるので、いない時間があるが故の「置いてけぼり感」はないかも!

船橋:それは密かに重要な点ですね!

船橋:ではでは最後に、育児と仕事を両立されてる中で、ペパボのいいところを教えてください!

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umako何より同士(ママ)が沢山いるってことですね!
なぜかペパボの女性陣は産休のタイミングが重なることが多くて、だいたい同時に3人くらいは産休期間と復帰を共に迎えているんです。
同じくらいの年の子を持つもの同士で悩みを共有したり、アドバイスをしたりされたり。職場環境や家庭の状況によって、育児と仕事の悩みって、人によって全然違いますが、そんな中でも似たような事で不安に思ったり壁にぶち当たってる時にそれを共有できる仲間がいるっていうのは大きな支えになってます。

ayami結構、服とかおもちゃのお下がりをもらえたり、譲ったり、たまに集まって遊んだりもしてますよね。
あと、自社サービスを運営してるというのは、実はすごく大きいかな。

oyamada確かに。私のデザイナー関係の友人で、産後も仕事を継続してるのは自社サービス運営してる会社に勤めてる人ばかりです。

船橋:クリエイターとしては事業内容もキャリアに影響するんですね!

umakoカラーミーショップのユーザーさんの中には、結婚や妊娠を期にネットショップを始められる方もすごく多くて、そういう方たちの存在もとっても励みになります。

oyamada素敵なお店を運営しているのがママだってわかると、一緒に頑張りましょう!って思いますね。

ayami店長さんたちのブログで、「妊娠しました」なんていうエントリーを見ると、もう、なんだかドキドキしてきちゃったりします。

umakoみんな頑張ってるんだなぁ、私たちも頑張ろうって思えますよねぇ。

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oyamada自社サービスといってもリリースや各ステータスのスケジュールはしっかりありますが、カラーミーショップは特にサービスも組織も規模が大きくなっていて10年以上運営を続けている中で体制づくりも強化してるので、安心して働けるっていうのはあると思います。

umakoあとお子さんのいるパパ達も沢山いて、子のいる状況に理解がある人が多かったり、基本的に昔からペパボの人たちってみんな優しいですよね!
なんていうか甘やかす優しさというより、互いを支え合う気持ちを持ってる人が多いというか。ユーザーさんに対してもそんな気持ちでサービス運営してるのかもしれないですね。

船橋:素敵やん。

実際、子育て自体フルタイムの仕事以上の喜怒哀楽があり、気力体力ともに大変なエネルギーを要するビッグプロジェクトだなーと二児の母なあてくしも日々感じています。
「あれぇ。頑張ってるけど、もしかしてこれって自分のためにしかなってない・・・?」
と涙ちょちょぎれそうになることもしばしありますが、同士の存在の心強さ、そして大変なこともあるけど会社や仕事、職場の人たちと良い関係を築けていられていることが「うむむ〜がんばろう」を続けていられる=キャリアを継続できているのかな!と思います。
それは子供がいる・いない、ということに限らず働く上で大切なことですね。

タイムイズマネーなお三方、貴重なお時間にモリモリ盛り沢山にお話、ありがとうございました!
今度みなさんのタイムスケジュールもぜひのぞき見させてもらって育児エントリ続編をお届けしたいと思います!
 
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