ペパボカレーテックカンファレンス非公式レポート

2015.11.16 Monday

日本臨床皮膚科医会が「い(1)い(1)ひ(1)ふ(2)」の語呂合わせから1989年に制定したこともでもおなじみ皮膚の日、11月12日に第4回ペパボテックカンファレンスを開催いたしました!

今回は2015年で提供開始から10年を迎えたオンラインショップ作成サービス「カラーミーショップ」に一点集中させ、その開発の歴史と未来、現在の現場感をお届けすべく会を催しました。

ECサービス開発のすべてを語り尽くします!

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今年8月にオープンしたオサレ会場「dots.」をお借りし、弊社CTOの高らかな開会宣言とともに始まりました。
ちなみに参加者のみなさんがお越しになる前、登壇者がガチガチに緊張する中、場を和ますためか士気を高めるためか、旧あんちぽガールズを囲ってリラックスムードを演出しておりました。さすがCTOっす。

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旧あんちぽガールズ(現在は解散)である彼女たちはカラーミーショップ部門でディレクターをする新卒2年目ちゃん。

この日は終始にこやかに来場される皆さんを受付でお出迎えいたしました。
 

カンファレンスプログラム
 - JWTを使った簡易SSOで、徐々にシステムをリニューアルしている話
 - ネクストステージに繋がるインフラ基盤づくり
 - ウェブサービスを開発するために詩を書いた話
 - お客様の困ったを解決していく運用のお話
 - この先10年に向けてユーザーに価値を提供し続ける体制を作る話

1:JWTを使った簡易SSOで、徐々にシステムをリニューアルしている話
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Webサービスとして長い歴史を持ち、商品数や流通額も大規模な店舗(オンラインショップ)であるユーザー様に多く利用いただいているカラーミーショップが、より快適に利用していただくため、進化を続けるために新たなショッピングカートを作るプロジェクトを組んでいます。
その名も「新カゴ」チームより、開発者nessyがJWT (JSON Web Token)についてお話しました。
(※「JWT 」ジョットって読むらしいですよ!)

2:ネクストステージに繋がるインフラ基盤づくり
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そして山をこよなく愛し、そこに山があるかぎり休みの日には登り続けるyano3がカラメルのインフラについてお話しました!

日本で最も多くの、“本気のネットショップ” を支えるということは、安定したサービス運営をしながらも、常に新しい技術を取り入れ改善に改善を重ねなくてはなりません。

レガシーな環境をいかにしてシュッとしたカックイイ環境に整えていくか、そして我々のチャレンジは続いていく・・・というお話をしています。

3:ウェブサービスを開発するために詩を書いた話
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「どうも。鹿です・・・」「エンジニアではありません・・・」
 

土から這い出るタイミングを完全に外して秋寸前に申し訳なさそうに鳴くセミくらいの勢いの無さで話し始めたのが、新カゴプロジェクトのデザイナー・鹿くんです。

途中、詩を朗読するという狂気めいた行動も織り交ぜつつ、スライドを追うごとに心拍数を上げ、鹿らしからぬ興奮ぶりでカラーミーショップのUI/UXについて熱い思いをお話しました。仕舞いにゃ、踊る阿呆に見る阿呆!同じ阿呆なら踊らにゃ損損!!とばかりにステージを動きまわり、印象的なプレゼンをし、多くの反響をいただいていました。

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「yes!買い物は楽しい! what's!最高のショッピングカート!」なんつってステップを踏んでおりました。

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鹿くんの狂乱に思わず目頭を熱くするサブマネの姿も。

4:お客様の困ったを解決していく運用のお話
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そして紅一点ayami!

ペパボ初の女性エンジニア、そして初の産休・育休取得者で、二児の母でもある彼女。

現在ペパボは産休・育休からの復職率が100%(!)で、育児支援制度を利用して時差勤務、時短勤務をしているママさんが10名弱います。

ayamiも時差勤務制度を利用している内のひとり。通常の1日の所定労働時間が10〜19時のペパボ東京本社で、彼女は8〜17時という勤務時間で働いており、子供を保育園にお迎えにいく都合で残業ができません。限られた時間の中で、チームメンバーに負担とならないよう、そしてサービス運営に寄与するため、どんな意識とタイムスケジュールで働いているかをお話しました。

実際のところ、ペパボにはayamiのように勤務時間を短縮する“時短勤務制度”よりも、出社時間をスライドしてフルタイムで勤務する“時差勤務制度”を使って、働く時間もコミットっぷりもフルフルに、ママさんが多く、みんな第一線で活躍しています!

懇親会

熱い話が続き、会場もヒートアップしてきたところで、更に血糖値上げてこうぜ!ということで、インド人を無視したことでも有名な渋谷カリガリカレーさんカレーとビールを楽しみつつの懇親会がスタートしました。

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ひゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
サイコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

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「カレーある場に、tnmtあり」とソーシャルでもカレーのことばかりを言及するペパボのインフラエンジニアもご満悦。

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「え。え?え〜〜〜!なにこれぇおいしぃ〜」
「香辛料の宝石箱や〜」と弊社取締役ホシハヤト

平日木曜日の夜にも関わらず、100名を超える方にお越しいただき、ほとんどの方に懇親会にも参加いただいて登壇者や弊社スタッフとお話したり、参加者様同士で情報交換されたり、皆さんに楽しんでいただけたようでした!

そして最後の登壇者としてカラーミーショップでサブマネージャーとして開発を束ねるlightyが、スクラムを導入、チーム構成、運用についてなど現場のリアルをお話しました。

5:この先10年に向けてユーザーに価値を提供し続ける体制を作る話
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短いサイクルでフィードバックを得ながら、漸進的にサービスを開発し、ユーザーが本当に欲しい価値を提供し、国内No.1サービスを更に強固にするためにチーム一体となって取り組んでいる側面や、誰かが担わなければいけない泥臭い部分に手を突っ込んだ話、など、開発現場の生の声をお話しました。

▼各プレゼンのスライドはこちらでも公開しています。
国内No.1 ECサービス開発のすべてを語り尽くします! - connpass

ビジネスとして、エンドユーザーにより付加価値を提供するため、より収益を上げるため、熱量高くショップ運営されてるユーザーに真っ向から向き合い、期待に応えるべく、カラーミーショップの猛者たちが日々続けている開発について、短い時間ながらも皆様にお伝えできたのではないでしょうか。

 

というのも、今回のカンファレンスを開催した発端はカラーミーショップのディレクターのある思いからでした。

「こんなに真摯にお客さんに向かっているエンジニアやデザイナーは他サービスにはそうそういない!苦労しながらも、モチベーション高く開発する彼らにスポットを当てて、サービスへの信頼性を高めたい」

そんなディレクターの思いも、登壇者たちのプレゼンを通して伝わったのではないでしょうか。


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締めの挨拶でスタッフにねぎらいの言葉をかけるカラーミーショップディレクターのumako

そんなこんなで情熱的に取り組むチームメイツとともに、レッツ開発!なんつって一緒にサービスを良くしてくれるエンジニアの方!お待ちしてます!

▼ペパボ エンジニア採用
https://pepabo.com/recruit/career/engineer/

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今回なんにもしてないのにちゃっかりスタッフ専用のオリジナルフーディーを着てテンションあがってるマネージャーと採用担当がお待ちしております!

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